正しい求人の見方を知ろう
病院の概要を知る
まず、求人を出している病院の概要を把握しておく必要があります。求人情報だけではなかなか病院そのものの情報は入ってきませんので、病院のパンフレットやホームページもあわせてチェックしておきましょう。その病院の理念や看護目標などを確認することができますので、自分の考えにあっているかを確認しましょう。経営者の考えや看護観がずれていると、条件が良くてもモチベーションが続かない可能性があります。
また、病院の規模や来院患者数も知っておく必要があります。規模が大きい場合、忙しい可能性もありますがその分看護師の数がしっかり確保されており福利厚生も整っているということが考えられます。
利便性をチェック
毎日通うことになるので、病院の住所や最寄り駅は非常に重要なポイントです。家庭を持っている場合は家事と仕事を両立しなければなりません。そのため、通勤に負担がないかどうかは絶対に確認しておくべきポイントとなります。加えて、3交代制で働く場合は夜間での出勤・帰宅が発生するため、利便性が重要になってきます。駅の近さや交通事情、駐車場の有無など細かい部分もしっかりチェックしておきましょう。
応募資格や勤務形態
意外ではありますが、実は応募資格は見落としてしまいがちな項目です。資格の有無以外にも経験年数が求められる場合があります。新卒と中途では応募資格が異なるケースが多いので見落とさないようにしましょう。そして雇用形態の確認も必須です。常勤のみ募集しているケース、逆にパート勤務のみを募集しているケースなど、病院ごとにその内容は様々です。特に規模の小さい医療施設ではパート勤務のみを募集しているというケースが多いようです。
3交代制なのか2交代制なのかといった勤務時間・勤務形態もしっかり見ておきましょう。日勤のみ、夜勤専従などの希望があるのであれば、それが可能かも確認しておく必要があります。残業時間も職場によってバラバラなので、いざ入職後に想像以上の残業が発生して苦しんでしまうことのないようあわせて確認しておきましょう。
また、休日がどの程度確保できるかも重要です。4週8休なのか、4週6休なのか、有給消化率は高いのか、夏季休暇や年末年始の休暇があるのか、その他の休暇制度は存在しているのか、といったことを確認しておきましょう。
給与や福利厚生
転職する際に必ず注目する項目は給与でしょう。もちろん給与は高いほうが良いですが、基本給だけではなく手当や賞与がどのくらい支給されるのかを確認し、自分が働く場合にどの程度の年収になるかを確認しておきましょう。また、給与とあわせて福利厚生にも注目しましょう。働く病院の規模によって結構変わってくる部分ですので、見逃さないように注意しておかなければなりません。