転職成功の秘訣を大公開!

転職成功につながる職務経歴書の作成

職務経歴書はこう作る

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職務経歴書は意外と重要

履歴書ももちろん重要ですが、自身の経験やスキルをアピールするためには職務経歴書も重要です。ある程度のキャリアがある場合、職務経歴書で看護師としての経験を効率よくアピールすることができれば転職を成功にぐっと近づけることができます。

簡潔に経歴概略を記載

まずは、経歴概略を記載します。自分の経歴を5行程度で分かりやすくまとめて記載しましょう。一番初めに目に入ってくる項目ですので、簡潔にまとめて記載することが大切です。自身がアピールしたい能力や経歴を記載し、可能であれば簡単に転職理由を添えると良いでしょう。以下に記入例を記載します。
「総合病院の呼吸器科で8年間従事し、その後、主任看護師として5年間勤務しました。主任看護師を任されてからは、新人の教育やチーム全体の看護業務の管理や指導といった統括的な業務も行っていました。この経験を生かし、さらなるスキルアップを望んで新たな職場を希望しています」

職務経歴・職務内容でアピール

次に、職務経歴・職務内容を記載していきます。今まで経験した時系列順に記載しがちですが、ここではその必要はありません。一番アピールしたい項目を一番上に持ってきてOKです。ですので、応募先ごとに合わせて求められている能力はなんなのかを把握し、組み立てる必要があります。まとめる項目については自由ですので、アピールしやすいように自分でカスタマイズしていきましょう。
例えば、「看護師」「助産師」と職種ごとに経験した業務を記載する。「大学病院」「介護施設」「訪問看護」と施設形態ごとに記載する。「内科」「外科」「小児科」と診療科目ごとに業務を記載する。など、方法は様々です。「主任看護師」「看護師長」など、役職が付いていた場合は役職ごとに経験した業務を記載するのもありです。

期間と業務内容

そして勤務期間を記入しましょう。上述のように時系列に沿っていない場合、すこし分かりにくくなってしまうので、勤務した時期とその期間を明確に記載することが大切になります。その期間ごとに、経験した業務やあげた成果を分かりやすく記載していきましょう。その際には具体的に記載していくことを心がけてください。病院勤務だった場合、どの科でどのような看護業務を経験したのか、プリセプターや委員会活動など重要な役割を任されたのであれば、その経験も漏らさず記載しましょう。そしてそれらの経験を通じて何を学び、どのような成果をあげたのかをしっかり記載してください。
これらを記載することで、採用側としては看護師としての経験や素質、そして採用した場合に職場にとってどのようなメリットがあるのかをイメージしやすくなります。