転職成功の秘訣を大公開!

転職成功経験談【企業看護師】

企業看護師に転職したBさん

企業看護師に転職したBさん
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育児との両立のために転職

もともとBさんは県立病院で働いており、結婚後もできればこの職場で働きたいと考えていたようです。実際に、結婚してからも働き続け、出産して育児休暇が終わっても同じ職場で働いていたようですが、子育てとの両立は想像以上に大変だったようです。子どもはすぐに熱を出したり体調の変化が激しく、とはいってもそう簡単に仕事を休むわけにはいきません。ご主人も仕事で遅いことが多く、なかなか周りの協力も得づらい環境だったため、このままでは無理だと判断し、泣く泣く退職を決意したそうです。しかし、仕事自体は続けたかったので、どうにか看護師としての経験を生かしながら育児と両立できる仕事はないかと考えたそうです。
そこで出会ったのが企業看護師という仕事です。日勤のみの病院勤務や介護施設などの求人もあったようですが、それらに比べて求人の数が少ない企業看護師に興味をひかれたそうです。そしてBさんは企業看護師になることを決意しました。

病院勤務では味わえない魅力

企業看護師として働き始めたBさんが感じた一番のメリットは、やはり夜勤がなく働ける点です。企業看護師の場合は他の会社員と同様に決まった勤務時間の中で働くことになります。また、土日休みの企業だったため、しっかりと休日を確保できることができたそうです。そのため育児との両立もできるようになり、それまでとは比べ物にならないほど負担が減ったと言います。Bさんが勤めた企業は9時~17時の勤務時間だったため、無理をすることなく健康的な毎日を過ごせるようになったとのことです。
また、病院勤務では経験することのできないことも多かったようで、例えば外出してランチが楽しめたり、ネイルやスーツといったおしゃれが楽しめるといった点も新鮮に感じたそうです。会社の入館証や名刺など、OLのように働けるというのも楽しいポイントの一つだそうです。このように企業看護師の場合は社会の一員という意識が高まるため、自然とマナーや社会常識が身に付き、責任感ややりがいが生まれます。病院のように多くの看護師が働いているわけではないので、少数の中で適度な責任感を持ち、社会へ貢献しているという実感を得ることができます。
また、病院勤務では味わえない人間関係も魅力的なポイントだとBさんは言います。企業看護師は、学校の保健室の先生のような存在です。そのため、社員からは信頼されて愛される存在にならなければなりません。信頼関係を築く努力をしなければなりませんが、その分頼りにされる存在となれれば、充実感を持ちながら働き続けることができます。